私には、小さいころからずっと一緒に過ごしてきた祖母がいます。今は水素吸入機の医療用が手放せない生活をしています。けれど、大津市内で太陽光発電と蓄電池のある新築一戸建てを建ててからは別々に暮らしています。だからといって簡単に会えないわけではありません。実は毎日顔を合わせているのです。
私たちが今の家を建てると決めたのは、当時子どもだった私や妹が大きくなり、部屋数が必要となったからです。また、両親の夢でもありました。しかし、祖母の家から離れて暮らすのは心配だったことや、家事を毎日手伝ってくれることから歩いて3分ほどのところを選びました。
家を建てるとき建売住宅が近くにないなら、このように注文住宅になってもいいと思います。特に将来介護が必要となるであろう年齢の方がいるならば、あえて遠くに住むと少し困るかもしれません。
うちの場合は両親と祖母が良好な関係を築いていることから、今の生活が最も合っているといえます。家を建てるなら、どんな家にするかだけでなく、家族のことを考えてどこに建てるかということも同じくらい重要なのではと思います。